セブンイレブンの光と影~ある朝の、賞味期限切れ商品との遭遇
というと大げさですが、昨日(9/3)早朝のセブンでの買い物のことです。
その日トレランレースに出場する私は、4時に自宅を出発して関越道を鶴ヶ島インターで下り、そこから程ないところにあるセブンイレブンを見つけて、腹ごしらえをしようと思ったのでした。
9月になったので、ちょうどおでんが復活したところで、まずおでんを2つ買って食べました。
そのあと、モーニングコーヒー。
ここ数日お腹の調子が思わしくなかったので、その程度で止めてガラガラの駐車場でストレッチをしながら、腹具合を確かめました。何とか大丈夫そうなので、レース中エネルギー切れしないように、もう少し何か買っておこうと思い、お店に戻って目に付いたのが、この写真の商品・“ふわふわチーズカステラ”でした。
現地に着き、封を切りおもむろに食そうとした瞬間、いつもはそのまま何のためらいもなく胃袋へとなるのですが、お腹の調子が気になっていたので、一応「賞味期限はどうなのかな?」との一抹の懸念が脳裏を過ぎり、破った部分に掛かった賞味期限の表示をつなぎ合わせて確かめたのでした。
すると、、、、「??????」、今日は間違いなく9月3日だよなあと、一瞬自分の脳の時間認識が混乱。
「賞味期限8月24日?」え! ということは、10日も前に賞味期限切れの品物なのか?
その時は、天下のセブンイレブンでそんなことがありうるのかと、わが目を疑いましたね。
で、レース前で時間がないので、今日(9/4)になってセブンの本社に連絡したのです。
電話は「お客様相談室」に回され、女性オペレータが対応に出たのですが、この人は話しぶりといい、対応の中身といい、ありがちな官僚的対応でした。
いわく、「商品の期限管理の責任は店舗にあるので(つまり、自分たちセブン本社の責任ではないので)、お店の店長から連絡をさせる」という、おそらくはマニュアル通りの対応に出てきました。
そこで私は、「いや、もちろんお店にも責任はあるだろうが、100%ということはないでしょう。なにせ、こちらはセブンの看板があるから安心して買っているわけだし、商品管理システムや店舗指導を通じて、こうしたことがないようにあなたがた本社が統制している責任があるでしょう?」と言ったところ、裏でしばらく相談したオペレータは、次のようなことを明らかにしました。
◆セブン店内の食品商品には、2種類ある。お弁当等賞味期限が短い自社製造製品と、それ以外の外部メーカー製造の製品である。
◆前者の賞味期限はバーコード等にもデータを組み入れて管理しているが、後者はそのような管理はしていない。
◆したがって、(私が今回買ったような)後者の類の商品は、全て店舗に管理責任がある。
とまあ、文字通り官僚的対応ですね。
そこで、色々なやりとりを経て、そのお店の経営指導担当者(いわゆるスーパーバイザーですね)から、改めて連絡をしてもらうということになったのです。
その後すぐにスーパーバイザーから電話があったのですが、打って変わって、この人はさすがはセブンの経営指導員という印象。話し方は気さくな感じながらも極めて丁重、話の内容もこちらの言うことをきちんと聞き、その都度自分で考えた内容を返答してくるような対応でした。
その結論として、彼は「お店のみならず、店舗を統括しているセブン側のマネジメントにも明確に責任がある」と言明した上で、「他の同一陳列商品を確認したが、他のものは賞味期限内のものだった」と言うので、元々温厚な性格の私は、「まあ、それなら仕方ないですね」と今回は、この経営指導員に免じて矛を収める気持ちになったのでした。
ただ、念のため、「本来お店の賞味期限管理は、具体的にどのようなオペレーションになっているのか?」と尋ねたのですが、すると驚いたことに、「今回の製品は、製造後1か月程度の間が賞味期限とされている製品ですが、そのようなものの場合は、賞味期限1週間前くらいまでには、店頭から引き上げる(つまり廃棄する)ように指導しています」とのことでした。
つまり、私が購入したものは、セブンの内部原則である廃棄期限を2週間以上も超過したものだったわけですね。
さて、今回は、いつも確認しもしないのに、たまたまお腹の調子が悪く確認したところ、賞味期限切れを見つけたわけですが、普通に考えて、こうした事象が1件だけとは思えないですよね?
もっとも、それがセブンやコンビニの「体質」とまで言えるかどうかは分かりませんが、注意しないと、こういうケースはかなりあるのではないでしょうか?
もっとも、噂ではコンビニ商品には大量の防腐剤が混入されているので、多少賞味期限が超過したくらいでは絶対に腐敗しないと言われてはいますが。それはそれで、別の恐ろしさがあります。
ところで、そのセブンのスーパーバイザー、埼玉県の担当なので大宮にオフィスがあるそうですが、この電話の後、うちまで自ら車を運転して、商品をすぐに取りにきましたね(笑。
一応菓子折りも持参で。
決して暇なはずはないので、これには驚きました。
「すぐに行動する!」、かのグループ前会長鈴木敏文さんの教えは、現場幹部にはしっかりと生きているのでした。
本社は官僚体質でも現場は未だ顧客本位に日々戦う組織、社長は変わりましたが、コンビニ界におけるセブンの競争優位はしばらく続くかもしれないな、と思わせた今回の出来事でした。
もっとも、以上の初期「官僚対応」とその後の「神対応」の組み合わせ自体が、セブンの巧妙なクレーム処理マニュアルなのかもしれませんが(笑。
奥多摩鷹ノ巣山ハイキングオフ記
7月8日(土)、行ってきました!
東京の西の果て奥多摩駅に8時集合。さらにそこからバス便で東日原登山口へ。
それにしても、今日の奥多摩駅は、やたらと登山客が多いな・汗。
梅雨の晴れ間をついて、いろんなタイプの登山者が奥多摩に大集合している模様。
大混乱の駅前で、2名は何とかバスに乗り、3名はタクシーで無事移動を完了。
私はゆっくりバスに乗り、たまたまお隣に座った山ガールの方と情報交換を楽しみつつ移動しました。
さて、旧交を温めるのもそこそこに、早速山行開始です。
景勝・稲村岩をバックに、登山口でパシャリ。
この時点では、間違いなく皆元気です!
しかし、暑いですよ今回は。※都心は、今季最高の猛暑日を記録!
まずは、沢沿いの涼風吹き抜ける道を、さわやかな気分で進みます。
先頭は、この日のためにジムでハードトレーニングを積んできたという、ITオフ会でもおなじみのShinjiさんが、果敢に牽引します!
しかし、ちょっと速くない?(汗
まだ、先は長いんだけど、、、
と心配しつつも、徐々にペースも落ち着いたころ、いつも猛スピードで登りを先行するねえさん先生に変調が。
どうも、さきほどから後ろで見ていると、足元がおぼつかなかったんですが、明らかに体調不良のご様子。
しばらく私と一緒に休息してみましたが、先が長いことも考え大事を取ることにしました。この日の暑さが、予想外に堪えたようです。
残念ですが、ここでお別れです。
さらに、しばらく行くと、先ほどまで先頭で奮闘していたShinjiさんにも異変が。
ねんさんほどの不調ではなく、休みながら進めば何とかなりそうな気もしましたが、先が長いことと、この後のさらなる気温上昇を考えて、やはりリタイアを決めました。
山では、早めの決断も大切です。
ちょっと視線がうつろ?
この結果、たまたま残りがこの精鋭2名(※私含めて3名)になってしまいました。
広葉樹のきらめきがまぶしい。
ヒグラシの蝉時雨が、シャワーのようにこだまします。
若さのせいもありますが、この二人の登りは、ぐんぐんバリバリと早かったです・汗。
やがて、撮影する手元も、ブレ気味に、、、
「話せるくらいの速度で進まないと、バテるから」とか色々言い聞かせても、若い二人は聞きません(笑。
ほとんど休憩も取らず、ずんずん進んで、気づけばあっという間に1750Mの山頂へ。
標高差1200Mの登り一辺倒の斜面を、2時間ほどでクリアーしてしまったのでした。
これはもう、いつものトレランと同じ状態に(笑。
特に、初参加のKさんは、なんでも高校時代ラグビーの強豪校で活躍していたとか。
聞いてないんだけど・汗。
とにかく体幹がしっかりしていて歩行バランスがよく、極めて効率のいい登りぶり。
やがてもう1名の若手健脚Sさんをぶっちぎってしまい、私と二人で頂上へ先着してしまったのでした。
まずは山頂でパシャリ。まだまだ余裕がありますね・汗。
ぼけているのではなく、汗でスマホのレンズが曇っています。
ほどなくSさんも、半分脹脛痙攣状態で山頂到達。
いや~、頑張りました!
では、3人でパシャリ。
山頂でのお楽しみは、凍結コーラ回し飲みの儀式。
きつい登りをこなした後の、こいつがどうしようもなく美味いんです!
コカ・コーラの経営者に、一度教えてやりたいと思っています。
小休止もそこそこに、早速下りへ。
下りは、同じ道を戻るのではなく、尾根筋を辿って奥多摩駅に直接戻るロングコース。
しかし、健脚2名には、くだりは楽ちんですね。
すたすたと下り、やがて走り出してしまうほど元気でした!
こんな急坂もお楽しみのひとつ。
あっと言う間に下りきり、標高が低くなるにつれ途中からは死ぬほどの暑さでしたが、最後にこれが待っていると思うと耐えられます。
今回は、多摩川源流の清流に面したきれいなお風呂、三河屋旅館さんの日帰り入浴にお世話になりました。
温泉を浴び、冷たい水で頭を冷やして気分すっきり。
再会を誓って、オフを無事完了したのでした。
ちなみに、リタイアのお二方のダメージはなんの問題もなく、その後都心に移動し、昼間からアルコール浸りだったとか。
一応、心配していたんですけどね、、、
【第6弾!】奥多摩ハイキングオフ~高原に涼を求めて
※鷹ノ巣山からの富士山
こんばんは!
少々ご無沙汰するうちに、季節はすっかり新緑を通り越して夏へ。
梅雨入りと共に、温度湿度共に着々と上昇中です。
日もすっかり長くなりました。
ということは、ハイキングを楽しめる時間も伸びたということですね(笑。
というわけで、第6弾企画です。
※第5弾はクローズで1度やりました。
奥多摩⇒北高尾⇒三浦⇒青梅と経て、今回はもう1度奥多摩に戻ります。
しかも、長い1日を利用し、高原の涼を求めて本当の“奥”へ。
東京は深いです。
万障繰り合わせの上、ぜひご参加ください。
記
【コンセプト】
①奥多摩の広葉樹林と涼風を堪能
東京の本当に奥、奥多摩。
そこには意外にも、標高1500Mを超える山脈がそびえています。
広葉樹林は野鳥達が囀り、森林からのフィトンチッドと沢からのマイナスイオンに身も心も癒される別世界です。
東京都最高峰の雲取山に連なる尾根筋の一角へアプローチします。
②参加者のペースで
普段多少運動をしている人なら心配無用の安心安全コースです。
ただし、今回は夏という季節柄、日ごろ多少の運動(※軽いジョギングや長めのウォーキング等の有酸素運動)をしている方を対象とします。
③好眺望
メイン目標の鷹ノ巣山(標高約1,750M)は見晴らしが利き、晴れていれば、遥か富士山や南アルプスの峰々が眺望できます。
④歩き時間は5時間くらい
所要時間は、およそ半日くらいを想定しています。
⑤最後は、日帰り温泉
ゴールの奥多摩駅に数か所ある日帰り温泉で汗を流します。
※涼やかな沢沿いの道
【開催要項】
◆日程
7月8日(土)、午前からお昼過ぎ頃
◆場所
奥多摩の山
◆集合
JR奥多摩線・奥多摩駅改札前、8:30集合
※東京区部からも、十分到達可能な時間です。
※新宿駅発6:22の中央特快に乗れば、8:12着です。
※奥多摩発8:37のバスに乗ります。
※移動は基本電車で。
◆定員
特になし。山行の特性上、6-7名を超える場合は締め切ることがあります。
◆参加表明(お申込み)
田添のプロフィール記載メルアドまでご連絡を。お名前(実名、HN)明記。
※他の方の参考になりますので、コメント欄にも極力参加表明を。
◆最終開催見極め
前日夜7時の天気予報で最終的に決定します。
雨予報の場合は、原則中止します。
【コース】
基本、下記①~③で進みます。
①東日原登山口⇒鷹ノ巣山(約5K、2.5時間くらい)
②鷹ノ巣山⇒※石尾根経由⇒奥多摩駅(約10k・2.5時間くらい)
※全行程歩きます。
※標高がやや高いですので、日ごろ運動経験ある方でないとややきついです。
※岩場、鎖場、ロープ場、崖登り等、ありません!
※コース上には、売店等ありません。
【装備の目安】
◆登山用バックパックの出来るだけ小さいもの。本格的リュックは重いので不可。
◆バックパックの中身
①雨合羽 ※登山用の軽いものがベストだが、百均で売っている程度でもOK。
②ハンドタオル
③着替え ※Tシャツ、パンツ、短パン程度を小さく畳んで持参。
④給水 ※1L以上を必ず持参。但し、各自の体重によりさらに多めに。途中売店なし。
⑤補給食 ※補給用ジェル1-2個程度推奨。
※沢山持たないこと。山頂での宴会の予定はありません。
⑥現金 ※適宜。荷物にならないよう、ジップロックのような防水袋が便利。
※駅では電子マネーが便利です。
※※その他、余計なものは極力持たないこと。以上の重量目安3k程度。
◆シューズ:トレランシューズが最適だが、軽登山靴でもOK。ソールの薄いランシューはNG
※履きなれていないシューズは肉刺の原因になるのでNG。
◆服装 :できるだけ薄着の、山のスタイル。
※露出多い場合は、露出部に防虫スプレー推奨。
※帽子、薄手の手袋(※指だしタイプ推奨)。
※当日の気温及び風予報に注意のこと。
◆その他 :ご不明点は、申込時のメールに記載してください。
以上。
※奥多摩駅
祝!朝生出演!! 竹内純子先生応援ピック
ここのプロでもあり、最近マスコミ露出の勢いが止まらないエネルギー政策研究者の竹内純子先生が、この度めでたく朝生(3/31深夜放送分)出演を的中された模様です!
※朝生番組サイト
ご本人は「夜は苦手」などとどこかでぼやいておられた気もしますが、そこは売り出し中の竹内先生のこと、密かに狙っていらしたようです(笑。
テーマはもちろん、今焦点の原発問題。
出演者も、自民・民進の国会議員の他に、ここでもお馴染みのあの国際政治学者の三浦瑠麗女史も加わるなど、なかなか錚々たるメンバー構成です。
ついては、竹内先生の朝生進出を祝したいと思います!
私ほどの「支持者」は少ないかもしれませんが、そこはNPでのご縁。
ここに応援メッセージをコメントして、竹内先生の研究者としての飛躍を祈念しようではありませんか。
とはいえ、そこはNP民たる我々。
ありきたりの応援コメントではなく、竹内先生にぜひ発言して欲しい見解、政治家に対して問題提起して欲しいこと、あるいはあの猛獣集う場での激論を戦い抜くためのエネルギー政策や原発問題に関する秘密情報の提供等、ぜひとも知恵を凝らした書き込みをお願いいたします。
もちろん、普通の応援も歓迎です!!
青梅ハイキングオフ記
南北上下反対の結構いい加減な絵地図ですが、今回のコースです。
この表示では、全コース所要時間概ね4時間となっていますが、3歳児連れで、ほぼ同時間で完踏した我々NPチームは、結構頑張った?
1.メンバー集合:軍畑駅にて by Shinji.N
ようやく朝日が差し込む午前7時51分、メンバーはJR奥多摩線軍畑駅(※「いくさばた」と読みます! 読めないでしょう?)に集結しました。
今回のメンバーは、呼び掛け人でリーダーの田添さん、鈴木 悠さん、Mio Hさん、ねえ さんさん、いしわたり夫妻&愛息みっしゅ~(3歳)、Shinji Nの8人です。
※もう1名参加予定のSeikoさんは、前夜からの急な腹痛のため、残念ながらDNS.
軍畑駅から望む山の景色にうっとりとしているところに、早速田添さんからのツッコミが。
「Shinjiさん、ずいぶんと軽装ですね(笑」
「え、えぇ、まぁ、大丈夫っす」
(GパンでOKって書いてたよね?上着もウィンドブレーカー程度でOKって...ヤバイ、ガチ勢だ。ハイキングオフじゃなくて登山オフだったらどうしよう...)
確かに皆さん、しっかり装備なさってます。
Shinjiのみが都会の散歩姿。
そんな不安をよそ目に、人見知りするみっしゅ~をお菓子で懐柔する田添さん。
しっかりお菓子を準備してくるあたり、子供好きの片鱗が伺えます。
心なしか、デレデレとした表情...。
そんなみっしゅ~と田添さんに和みながら軍畑駅を出発。
いよいよハイキングオフはスタートです。
2.3歳児みっしゅ~、山を登る by 田添
早朝の澄んだ山の空気を感じながら、あるいは斜面の杉をびっしりと覆う花粉に密かにおののきながら、青梅高水山(※標高約750M)への登山口を目指します。
埼玉に抜ける都道を折れると、せせらぎが心地よい清流沿いの道。
周辺では青梅名物の梅がちょうど盛りを迎え、どこからともなく野鳥の囀りが聞こえ始めます。
麓のお寺・高源寺の角を曲がると、一気に傾斜がきつくなります。
みっしゅ~は早速歩かなくなり、とはいえやや人見知りモード中のため他のおっさんには懐かず、パパの腕の中へ。
林道が終わりトレイルへ入ると、傾斜もさらにきつくなります。
歩いたり抱っこされたり、だましだまし進んできたみっしゅ~、ここでついに歩かなくなる。。。
「自分で歩くか、おじさんたちに抱っこだよ!」等と言ってみたところで、子供に合理的な理屈は通じるはずもなく。
そこで、隙を見て一思いにだっこしてしまい、一気に斜面を駆け上ってみました。
すると不思議、ご本人はそのスリルが結構楽しそうで、意外におっさんのだっこOKでした(笑。
※Photo by Mio
とはいえ、高水山山頂手前の登り傾斜は、みっしゅ~の体重加わると尋常でなく、しばらくすると流石に息が切れてきます。
ところが、なぜか彼はおんぶ経験がないようで、おんぶはNG、抱っこオンリーなのです。
やってみると分かりますが、おんぶに比べ抱っこは結構きつい。荷重の負荷が分散されない上にバランスが悪いんですね。
というわけで、限界まできたところで、若手ホープ、登山経験豊富な鈴木さんにパス。
二人でパスしあいながらの「ライン攻撃」で、なんとか難所を乗り切ったのでした。
狭い登山道ながら、この日は意外に登山客が少なかったのにも救われました。
3.高水山(常福院) by いしわたり
育児未体験の若き鈴木さんの全面協力の下、「疲れたー!抱っこー!」を連呼する3歳男児を騙し騙し引きずるように進むと、唐突に、そびえる石段が左手に出現。石段を登ると、唐突過ぎて、しばらく状況が飲み込めず呆然とするみっしゅ~・・・
え?こんなところに?こんな立派な??という風情の、高水山常福院に到着です。
おお!神よ!!全員集合となり、つかの間の休息タイム。
みっしゅ~のご機嫌と全員の無事の帰還と、その他諸事を祈念して各々参拝し、かわいらしい狛犬の左右の「あ」「うん」の口の形に気付いたみっしゅ~の「なんで?」攻撃を、大好物のパンと田添さんから頂戴したチョコ菓子でかわし、ついでにみっしゅ~の充電も完了。
先ほどまで疲れてもうダメ・・・だったはずが、境内で追いかけっこに興じるみっしゅ~を前に、「なんだよ元気じゃん!?だまされた!笑」「子どもってそうなのよー」などと口々に、大人も水分補給など体勢を整えます。
ところで、「ハイキング」の響きに騙され、勝手に「せせらぎ側を気楽にお散歩」のノリで臨んだ素人いしわたり夫妻&みっしゅ〜は着替えの用意を忘れており、この時点で汗だくなのに着替えられず。ついでに手袋も忘れており、後半、寒さに凍え装備の重要性を痛感することに。
ちなみに、こちらのトイレ外観は実に立派でキレイ。差し迫っていなかったので利用しませんでしたが、知らずに利用しなかったことを後悔するほど。このコースでの山歩きの際に、どこかでトイレ利用するならこちらがおススメです。
※休憩中~
4.岩茸石山登頂 by Shinji.N&田添
高水山から1kほど尾根道を歩くと、冷たい風が通り抜ける峠を越え、今日の目標ポイント、岩茸石山(※標高約800M)山頂手前の急斜面に差し掛かります。
元気な女性陣(※Mio&ねえさん)にはそこを先に登ってもらい、「難物」みっしゅ~の引き上げに掛かります。
ところが、こいつときたら、パパと鈴木さんの両腕にぶら下がり、自分は宇宙遊泳状態で結構楽しんでいるではありませんか。
そんなきついながらも楽しい5分間くらいの急登を登りきると、一気に視界が開け山頂が見えてきます。
「みっしゅ~! あと一息だ」の掛け声に、ご本人もようやくやる気になり、最後は笑顔で山頂へ。
ここの山頂は、圧巻のパノラマです。
右手に埼玉の市街地、左手には奥多摩の険しい山なみをしばし堪能します。
で、みっしゅ~はと振り返ると、おもむろにベンチに腰を下ろし、たっぷりとカロリー補給中~。
ご本人いわく、とにかく「おなかがすいた!」のだそうです。
「君、そんなに動いたっけ?」という突っ込みもよそに、持参したパンやチョコレートを、次々と胃袋へと収納していったのでした。
全員で記念撮影をした後、下りに向かいます。
5.下り(お昼寝タイム突入&筋トレ?) by 鈴木
みっしゅー君は登りに続いて、下りにも果敢にチャレンジ。途中、落ち葉でガサガサと音を立てながら歩くのにハマったのか、道中すごく楽しそうに歩いていきます。
しばらくすると、登りをすごく頑張ったからなのか、お疲れモード突入。寝始めてしまい、ここからお父さん、田添さん、わたしの3人で抱っこしながらの下山となりました・泣。
あまり子供を抱っこしたことのない私(※28未婚)は割と楽勝だろうと高を括っていたのですが、実際は真逆‥
しがみつく意思を持たない15kの体重は、容赦なく体力を奪っていきます。加えて、下りでさらに重くなり、終いには足ではなく、腕の筋肉がパンパン。もはや上半身の筋トレとなった今回のハイキングです。
子供って大変だなあと、将来の子育てに一抹の不安を感じましたが、、それ以上に元気をもらえ、子供っていいなあとも思えた良いハイキングとなりました。
余談ですが、下山後の食事では箸をうまく握れず、腕をプルプルさせて箸を何度か落としながら食べたのは内緒です・笑。そのせいで味がよくわからなかったので、次回までちゃんと鍛えておこうと思います。
6.玉川屋 by ねえさん
茅葺屋根も素敵な玉川屋(お蕎麦やさん)に。温かい南蛮や、東京Xを使ったつけ麺など、豊富な蕎麦のメニューがありました。 (ビールを飲める雰囲気なのか?)と空気を読んでいたら、Mio さんの「なまにしようかなあ」の声に押され生ビールを注文。奧さんはヘルメットかけるしけ(←ママ)
みっしゅーママは、蕎麦の香りのビールを注文しました。 あてのわさび味噌も美味しく、そば湯までしっかりいただきました。 皆さんとも初めてゆっくり話せ、 山に行くと田添さんに似た人が大勢いる話でまた盛り上がりました。 みっしゅーはすやすや眠り、初めての土地で疲れたのだろうと思いました。 お会計を済ませ、外へ。駅にはわさびを売るおばちゃんがいて、わさび漬けを売っていました。 何人かがお土産を買って帰路につきました。
※彼は彼なりに、気を使い、また体力を消耗した模様、、、
7.酔っ払い by Mio.H
ハイキングオフも無事終わり、帰りの電車の中。心地よい疲れに眠気に襲われいつの間にか速攻で終点の東京駅に到着。
ねえさんと二人「飲み足りないね?」「ビール一杯でしたからね」「お腹すきましたね」「ホントすいたね。何でだろうね」という事で二次会決定。
そもそも我々はご近所なので、東京駅から同じバスに乗って帰ればいいだけの気楽さもあり、東京駅構内にある豊富な飲み屋で良さげな店を探すことに。
しかしながら、広い東京駅。地元なのに迷う迷う。ようやくねぇさんが見つけてくれたキリンシティでまずはビールで乾杯〜。
子供を担いで山を登って下った田添さんと鈴木さんは、まさに「漢」と書く「男」だ!などと、本日の感想やらでひとしきり盛り上がる。
そのうち体内アルコール度数が高まるにつれ、ハイキングオフ用のスレッドにビールの写真投稿を行う等、相当どうでもいい事をし始める。
この、どうでもいいコメントが出来る程、田添さんに慣れてきたという事か…。ふむふむ、それはそれで良い事だろうと(勝手に)解釈し、ねぇさんとビールからワインへ。健康的な疲れとともに二次会は続いたのであった。ちゃんちゃん。
社内保育所訪問記@ワークスアプリケーションズ社
3月9日(木)、AI型ERPリリースで今を時めくワークスアプリケーションズ社の赤坂本社を初訪問。
その際、LAから一時帰国でご多忙中の野村エグゼクティブバイスプレジデント(※NPでもお馴染みですよね?)に格段のご配慮をいただき、今話題の焦点、昨年開設されたばかり社内託児所(※正式名:企業内託児スペース「WithKids」)を見学させていただきました。
12月開設なので、本当に出来立てホヤホヤです。
※プレスリリース記事
http://www.worksap.co.jp/news/2016/0630/
まさに、広い、綺麗、充実の三拍子揃った贅沢空間でした。
アークヒルズ高層階の窓からはホテルオークラを擁する神谷町の一角を眺望でき、フロアのコーナーを使ったスペースはたぶん100坪くらいはありそうです。
居室ではちょうどお昼ごはん中で、それにも関わらす2歳くらいの女の子たちが、元気よく「こんにちわ~~」と満面の笑顔で手を振って迎えてくれました。
他にもお遊戯スペースあり、授乳室あり、そしてお昼寝スペースあり(※写真)。
保育士さんや管理栄養士さんたちも、今日見かけただけで7名体制の充実ぶり。
完全に認可保育園の要件を満たしているのだそうです。
案内役をしてくださった経営企画部のYさん(※女性)が、室内を回りながらとても丁寧に色々説明してくださいました。
自分:「これだけ充実していると、どんどん希望する方が出てくるでしょうね?」
Yさん:「はい、今はこれくらい(10名未満)なんですが、この4月から一気に増える予定なんです。」
自分:「普通の保育園と比べると、どんなところが一番メリットでしょうか?」
Yさん:「やっぱり一緒に通勤できて、仕事中も同じ空間でいられる安心感ですね。それに、夕食も無料で一緒に食べられるんですよ!」
自分:「それは、素晴らしい。子連れ通勤が多少大変でも、連れて来たくなりますね。」
Yさん:「そうなんです(笑顔」
自分:「「子連れ通勤専用車」が生まれる日も、近そうですね!」
裁量労働制という制度の恩恵もありますが、子連れ通勤を苦にしない社員の姿には、日本企業変革の息吹を感じました。
自分:「ところで、このあたり(六本木一丁目)は結構住宅街もあるので、お散歩もできますよね?」
Yさん:「ええ、みんな毎日出かけてますよ!」
自分:「そうですか」
Yさん:「最近では、ビルのレストラン街の方たちにお馴染みになってしまって、園児たちが出ていくと、お店の人たちが出てきて声を掛けて下さるんです。」
元々子供がいなかったところに園児たちが入っていくことで生まれる、新しい人と人のふれあい。
社内託児所ができるということは、こういうことなのだなと、痛く納得してしまいました。
まさにオフィス街に春をもたらす、子供たちという「花」を見た思いがしました。
自分:「でも、こんなに充実していて社内で評判だと、外部の見学希望者も多いでしょうね?」
Yさん:「はい、結構お話があります。今度は、政府の関係者の方もいらっしゃるいんですよ!」
最初は余裕のある大手企業が中心になるかもしれませんが、ワークス社でのチャレンジが、燎原の火のように日本企業を巻き込んでいくことを願わずにはいられません。
その根底には強烈な人材確保戦略があるとはいえ、つい一昨年NPのコメント欄で社内保育所設立を宣言され、その後すぐに行動に移された牧野CEOの決断の重さを、改めて実感した訪問でした。
【第4弾!】青梅ハイキングオフ
※岩茸石山からの眺望
こんばんは!
春の訪れは三寒四温。
まだ二寒二温くらいですが、徐々に温かくなってきました。
というわけで、第4弾企画です。
時節柄、青梅近辺の低山コースを計画しました!
山頂に史跡や寺院もある、歴史情緒あふれるコースです。
年度末のお忙しい時期でしょうが、万障繰り合わせの上、ぜひご参加ください。
記
【コンセプト】
①青梅遊歩道の自然と歴史を堪能
奥多摩への入口である青梅からはじまる青梅遊歩道。
そこはなだらかな丘陵に野鳥が啼き、森林からのフィトンチッドが爽やかな人々の憩いの空間です。
その中盤ゾーンを、軽い山登りを交えて満喫します。
戦国砦跡の歴史、意外にちょっと手ごわい起伏、岩茸石山からのパノラマ。
麗らかな早春の陽光の下で心身をリフレッシュ! 新年度への英気を養います。
②参加者のペースで
普段多少運動をしている人なら心配無用の安心安全コースです。
とはいえ、参加者間で微妙に異なる体力をカバーするため、小休止を多く設定し、ペースは一番遅い人に合わせます。
③好眺望
メイン目標の岩茸山(標高約800M)は見晴らしが利き、奥多摩の山並みと東京方面の市街地が眺望できます。
④歩き時間は3時間くらい
所要時間は、およそ半日くらい。
市街地が近いので、万一の途中リタイアでもリスクはありません。
⑤最後は、手打ちそばを堪能
山歩きでたっぷりと空いたお腹を、御岳駅前人気の名店「玉川屋」手打ちそばで満たします!
※青梅高水山常光院の山門
【開催要項】
◆日程
3月11日(土)、午前からお昼頃
◆場所
青梅市青梅遊歩道
◆集合
JR奥多摩線・軍畑駅改札前、8:00集合
※東京区部からも、十分到達可能な時間です。
※新宿駅発6:22の中央特快に乗れば、7:51に軍畑着です。
※移動は必ず電車で。集合地点には戻りません!
◆定員
特になし。山行の特性上、6-7名を超える場合は締め切ることがあります。
◆参加表明(お申込み)
田添のプロフィール記載メルアドまでご連絡を。お名前(実名、HN)明記。
※他の方の参考になりますので、コメント欄にも極力参加表明を。
◆最終開催見極め
前日夜7時の天気予報で最終的に決定します。
雨予報の場合は、原則中止します。
【コース】
基本、下記①~③で進みます。
①JR軍畑駅⇒雷電山・辛垣城址(約2K、1時間くらい)
②雷電山⇒高水山・岩茸石山(約3k・1時間半くらい)
③岩茸石山⇒惣岳山⇒JR御岳駅(約3k・1時間くらい)
※全行程歩きます。
※標高が極めて低いですので、山登りのご経験ない方でも全く問題ありません。
※岩場、鎖場、ロープ場、崖登り等、ありません!
※コース上には、売店等ありません。
※パッと視界が開ける、岩茸石山の山頂
【装備の目安】
◆登山用バックパックの出来るだけ小さいもの。本格的リュックは重いので不可。
◆バックパックの中身
①雨合羽 ※登山用の軽いものがベストだが、百均で売っている程度でもOK。
②ハンドタオル
③着替え ※なくてもOK。※汗かきの人は、Tシャツ、パンツ、短パン程度を小さく畳んで持参。
④給水 ※500ペットボトル1本でOK。但し、途中売店なし。
⑤補給食 ※補給用ジェル1個目安。
※沢山持たないこと。
⑥現金 ※適宜。荷物にならないよう、ジップロックのような防水袋が便利。
※※その他、余計なものは極力持たないこと。以上の重量目安2k程度。
◆シューズ:トレランシューズが最適だが、軽登山靴、ジョギングシューズでもOK。
※履きなれていないシューズは肉刺の原因になるので不可。
◆服装 :上~Tシャツに長袖の重ね着+ウィンドブレーカー程度でOK。
下~ランニングタイツが最適だが、Gパン程度でもOK。
※帽子、ネックウオーマー、薄手の手袋、アームウオーマー等体温調節可能なグッズ推奨。
※当日の気温及び風予報に注意のこと。
◆その他 :ご不明点は、申込時のメールに記載してください。
以上。
※岩茸石山からの奥多摩山系の眺望
※ゴールの御岳駅