社内保育所訪問記@ワークスアプリケーションズ社

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3月9日(木)、AI型ERPリリースで今を時めくワークスアプリケーションズ社の赤坂本社を初訪問。
その際、LAから一時帰国でご多忙中の野村エグゼクティブバイスプレジデント(※NPでもお馴染みですよね?)に格段のご配慮をいただき、今話題の焦点、昨年開設されたばかり社内託児所(※正式名:企業内託児スペース「WithKids」)を見学させていただきました。
12月開設なので、本当に出来立てホヤホヤです。

※プレスリリース記事
http://www.worksap.co.jp/news/2016/0630/

 

まさに、広い、綺麗、充実の三拍子揃った贅沢空間でした。
アークヒルズ高層階の窓からはホテルオークラを擁する神谷町の一角を眺望でき、フロアのコーナーを使ったスペースはたぶん100坪くらいはありそうです。
居室ではちょうどお昼ごはん中で、それにも関わらす2歳くらいの女の子たちが、元気よく「こんにちわ~~」と満面の笑顔で手を振って迎えてくれました。

他にもお遊戯スペースあり、授乳室あり、そしてお昼寝スペースあり(※写真)。
保育士さんや管理栄養士さんたちも、今日見かけただけで7名体制の充実ぶり。
完全に認可保育園の要件を満たしているのだそうです。

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案内役をしてくださった経営企画部のYさん(※女性)が、室内を回りながらとても丁寧に色々説明してくださいました。


自分:「これだけ充実していると、どんどん希望する方が出てくるでしょうね?」
Yさん:「はい、今はこれくらい(10名未満)なんですが、この4月から一気に増える予定なんです。」
自分:「普通の保育園と比べると、どんなところが一番メリットでしょうか?」
Yさん:「やっぱり一緒に通勤できて、仕事中も同じ空間でいられる安心感ですね。それに、夕食も無料で一緒に食べられるんですよ!」
自分:「それは、素晴らしい。子連れ通勤が多少大変でも、連れて来たくなりますね。」
Yさん:「そうなんです(笑顔」
自分:「「子連れ通勤専用車」が生まれる日も、近そうですね!」

裁量労働制という制度の恩恵もありますが、子連れ通勤を苦にしない社員の姿には、日本企業変革の息吹を感じました。

 

自分:「ところで、このあたり(六本木一丁目)は結構住宅街もあるので、お散歩もできますよね?」
Yさん:「ええ、みんな毎日出かけてますよ!」
自分:「そうですか」
Yさん:「最近では、ビルのレストラン街の方たちにお馴染みになってしまって、園児たちが出ていくと、お店の人たちが出てきて声を掛けて下さるんです。」

元々子供がいなかったところに園児たちが入っていくことで生まれる、新しい人と人のふれあい。
社内託児所ができるということは、こういうことなのだなと、痛く納得してしまいました。
まさにオフィス街に春をもたらす、子供たちという「花」を見た思いがしました。

 

自分:「でも、こんなに充実していて社内で評判だと、外部の見学希望者も多いでしょうね?」
Yさん:「はい、結構お話があります。今度は、政府の関係者の方もいらっしゃるいんですよ!」

最初は余裕のある大手企業が中心になるかもしれませんが、ワークス社でのチャレンジが、燎原の火のように日本企業を巻き込んでいくことを願わずにはいられません。
その根底には強烈な人材確保戦略があるとはいえ、つい一昨年NPのコメント欄で社内保育所設立を宣言され、その後すぐに行動に移された牧野CEOの決断の重さを、改めて実感した訪問でした。