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安倍氏オフ&勉強会(5/27)参加レポ

午前中に雨は上がったものの蒸し暑さが残るその日(5/27)、客先での打ち合わせを終え久々に六本木(※正確には西麻布)に向かった。
安倍氏主宰のオフ会に参加のためだ。

昼間の世界から欲望に満ちた夜の顔に変貌する過程の黄昏時、六本木駅を降り、首都高速高架下の国道沿いをひたすら西へ下っていく。
右手が開けた場所から、やや中途半端に染まった夕焼けが見えた。

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指定場所は、西麻布交差点すぐ近くの西洋料理店。
ちょっと入り組んでいるが、入り口は明るく入りやすい店だった。

この日集合予定の8名のうち、すでに安倍氏はじめ半分は到着済みで、挨拶して着席するとほどなく残りの参加者も到着。
オフ会のスタートとなった。

 

◆参加メンバー
ちなみに、この日のメンバー。
 ・安倍氏(Webメディア編集長、男性)
 ・横江氏(国際政治アナリスト、女性)
 ・竹内氏(エネルギー政策研究者、女性)
 ・I氏 (某テレビ局経済部副部長、女性)
 ・O氏 (某雑誌編集長、男性)
 ・他NP民3名(※私を含む)
と、このメンバー構成を見て、既に自分が大きな勘違いをしていたことに気付いた(笑。
そう、「NPオフ会」に国際政治専門家の横江氏を呼んでお話を拝聴したり、語り合ったりするイメージとは、全く別物だったのだ。
そうではなく、安倍氏を中心とする内輪の会食勉強会に、何を勘違いしたか場違いなNP民数名が混入してしまったという表現が正しい。
さすがは安倍氏の人脈だと、勝手に感心することしきりであった。
それにしても、今回初対面の専門家4名はいずれも素晴らしい人ばかりだった。
NPプロピッカーは既に皆さんご存知の通りだが、某テレビ局の女史は、テレビ局報道局のマネージャーとはこういう人だろうなというイメージ通りの、頭の回転の速さとクリアーな人柄を兼ね備えた方だった。

 

◆横江氏のお話
さて、そんな戸惑いも他所に、要するに「仲間内」なので、容赦なく会合はスタート。
オフ会ではお決まりの参加者の自己紹介とか、ありません(笑。必要ないですね。
講師役の横江さんが、いきなり滔々と語り始める。
大体の骨子は、次の通り。

 ①トランプ旋風の背景、政治的土壌
   ※マイノリティ問題、アメリカ社会の世代交代、オバマの実績、アメリカ国家戦略の変貌等
 ②トランプの政治姿勢の特徴
   ※国土安保、企業経営思考の導入、冷戦終了への意識等
 ③日米安保の行方
  ・条約の意味変化、アメリカの役割変化、抑止力の強化等
 ④アメリカ社会の世代交代
  ・理想主義世代(ベビー・ブーマー)
  ・反発世代 (X世代)
  ・市民社会世代 (GI世代 ミレニアム世代(1980年―2000年誕生)
  ・順応世代 (サイレント世代 M世代の次) 

まあとにかく、日ごろから国際政治について考えているわけでもなく、もちろん知識もなく、まして政治分析手法等勉強したこともない自分は、正直言って話についていくだけで一杯いっぱい(笑。初っ端から、脳みそがオーバーヒートする寸前だった。
この内容は彼女の近著の骨子らしく、その関係で同内容の勉強会を最近頻繁に開催しているようで、横江さんの弁舌は勢いを増すばかり。
また、他メンバーがその話を、特段何の障壁もなくスムーズに理解している様子なのにも、(主に知的な面の)ショックとプレッシャーは増幅していく。
とはいえ、逆に言えば、色々と新しい視点を提供いただき、非常に勉強になった次第。

特に、横江さんオリジナルの分析ポイントは、④の世代論にあるようだ。
日本で報道を見ているだけだとわからないが、例えば、トランプのマイノリティ(※移民や性的少数者等)へのセンセーショナルな発言についても、上のような世代毎の特性によって全く受け止め方が異なる。
その世代構造やイニシアティブが大きく流動しているのだから、そこを見なければアメリカ政治の帰趨を予測するどころか、考えることもできない、というようなことだ。
このあたり、知見として以前に、政治分析のスタンスとして非常に勉強になった点だ。

 

◆会合の展開
というような横江さんの嵐のようなお話が20分くらいで一区切りし、そこからは雑談や参加者の話など緩やかな流れに移行するのかと油断したのも束の間、そうではなかった(笑。
どうもこの人たちには、こういう会合で「力を緩める」というような習慣はないらしい。
そう、横江さんの話を受けて、今度はメンバー側から続々と鋭い質問が繰り出され、それに対してまた横江さんが機関銃のような回答を応射するという、いわば身体の中の銃撃戦が、その後延々と2時間以上も続いたのだった。。。。ふう、、、

しかも、「銃撃戦」もやりながら、どんどん出されてくるスペイン料理?も着々と胃袋に収納し、ワイン、ビール等飲み放題のアルコールも確実に摂取していくという、稀有な技能を持った人たちだった。

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 そんな風にして瞬く間に時は過ぎ去り、7時に始まった会合も、いつしか10時をゆうに回っていた。
やっと最後だけは普通に、「写真でも撮りましょうか?」という話になって撮ったのがこの1枚。

少なくとも自分にとっては、稀に見る濃密な時間だったことだけは確かだ。
結果的に、参加者それぞれがどんな趣味を持つ人かとか、普通のオフ会で得られる情報は何も収集できていないが、それはまたチャンスもあるだろう。

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◆おわりに
今回の安倍氏オフ、結論として、個人的な満足度は非常に高い!
告知の際、いくつかのイベントの案内が重なったこともあるが、なぜNP民の諸君はこんな付加価値の高いオフに手を挙げないのかな?
大きなお世話だが、日常の習慣から一歩踏み出すスタンスは、常に大事ですよ!
それがまた、NP上でのコメントの充実にもつながります(笑。

最後に、会の主催運営だけでなく、色々とお気遣い頂いた安倍さん、横江講師はじめ参加された皆さん、楽しく充実したひと時を、ありがとうございました。